Work on the farm
祐果園で育てている果物たちはすべて露地栽培です。収穫の出来や作業の忙しさなど天候に左右されます。四季に合わせ、行う作業も変わり天候に左右されながらも、手間をかけ、美味しい果物をお届けできるよう日々励んでおります。
ここでは年間でどんな作業を行っているのか簡単にご紹介します。
みかん
春
整枝・剪定
前シーズンの収穫が終わり次第、枝が大きくなりすぎて日当たりが悪くなったり実を傷つけることが無いようにしていきます。
定植
苗木を植えてみかんの木を増やす作業です。最初の数年は全ての蕾を摘み、木がきちんと大きくなるように育てていきます。
夏
摘果
花が散ってみかんの実が膨らんできた頃に、養分が分散しないよう適切な数に間引いていきます。
秋・冬
収穫
みかんの収穫は一つ一つをはさみで切っていく細やかな作業です。
そして品種によって収穫時期が変わっていきます。
極早生(ごくわせ):9月
早生(わせ)・中生(なかて):11〜12月
霜が降りる前にすべての収穫が完了します。
なし
春
3月から4月頃
梨の花が咲くので人工交配を行う
花粉のついている梨の花を摘んで、人工交配を行っていきます。
5月上旬~6月上旬
摘果、ジベレリン塗布
結実した果実を適切な数に減らすことで、養分の分散が起こらず大きな実になるようになります。ジベレリンの塗布は熟期促進の効果があり、果実の軸の部分に塗布します。
夏
6月中旬~下旬
袋掛け
梨は傷がつきやすいので、しっかり袋をかけて守っていきます。
7月上旬~中旬
玉決め
摘果して少なくした中から更に病気や虫の侵害を受けたもの、割れているものを取り除いていきます。
8月上旬~10月上旬
収穫・販売
梨は収穫のタイミングで味が決まります。一番おいしいタイミングで収穫できるよう大切に梨と向き合います。そしてついに、これまで手塩に掛けて育てた果実を皆さんのもとへお届けします。
秋・冬
11月下旬~3月下旬
剪定・誘引
春から夏の間に伸びた枝をハサミやノコギリなどで切りおとしていきます。
3月末には蕾が膨らみだすのでそれまでに完了させ、4月からはまた交配をしていきます。